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その2

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ビルの屋上に自殺願望のある男子高校生2名と私がいる。
私を真ん中にして、3人で川の字になって寝ている。
1人1本ずつ黄色のカミソリを持っている。
高校生の1人が何か行動を起こしたのに気を取られている隙に、もう1人の
メガネを掛けた優等生風美青年が、高い所に登ってカミソリで自分の首を
ズバッと切り、グラッとビルの下に落ちていった。
首を切る時の動作はすごくキレのある動きで、切った瞬間血がシュアッと噴き出した。

後日、とてもやり切れない気持ちで、そのビルの下から上を見上げる。
ここら辺に落ちたのかな、ともう1人の男子高校生に聞くと、こっちではなくて
少し離れた方のビルの壁とタンクの隙間に落ちた、と言っていた。
他にも同級生と思われる男子生徒が数名来ていた。